株式会社住宅あんしん保証の大規模修繕工事瑕疵保険に加入すると、住宅あんしん保証の「設計施工基準(国土交通省より認可された基準)」の内容に適合する事が必要となります。 その為、管理組合の皆様が把握しにくい『工事の品質』を大規模修繕工事瑕疵保険へ加入する事で確保できます。
さらに、工事後に瑕疵が発見されても住宅あんしん保証からの保険金をもって確実に瑕疵を修補する事ができます。 詳細は次のとおりです。
1.大規模修繕工事瑕疵保険とは
大規模修繕工事瑕疵保険とは管理組合の皆様が行う大規模修繕工事において工事を実施した部分に「瑕疵」があった場合、その修補を工事会社が加入する保険にて行うというものです。
責任施工方式による大規模修繕のデメリットである第3者のチェックが行われます。
メリット1 住宅あんしん保証の検査員(一級建築士)による「工事前の事前検査」や「工事完了後の検査」が行われるので安心です。
メリット2 工事後に瑕疵が発見されても住宅あんしん保証の検査員が瑕疵修補内容について工事会社と技術的な事などを話してくれます。
メリット3 工事後に瑕疵が発見された時に万が一工事会社が倒産をしていても大規模修繕工事瑕疵保険より保険金が管理組合様に直接支払われます。
メリット4 保険期間は工事完了日から原則5年間になります(ご希望により10年に延長できる工事もあります)。
メリット5 保険料は工事請負金額の約0.4%~0.85%程度ですが、工事会社が保険に加入します。管理組合様の負担はありません。
2.対象となる工事とは
下図にありますように、保険の対象となる工事は次のようになります。
①構造耐力上主要な部分
②雨水の浸入を防止する部分
③給排水管路
④給排水設備
⑤電気設備
⑥ガス設備
⑦防錆工事を行った手すり等の鉄部
⑧外壁タイル(剥落特約)
3.大規模修繕工事瑕疵保険への加入が大事とは
(1)大規模修繕工事では新築と違い、建築基準法による建築確認申請を通常行いません。
(主要構造部の一種以上について行う過半の修繕・模様替えの場合は建築確認申請が必要となります)
(2)その為、行政や指定確認検査機関等のチェックができない為、関係法令や一般的な基準をクリアしているか分かりづらい状況です。
(3)しかし、大規模修繕工事瑕疵保険に加入した工事は、住宅あんしん保証の「設計施工基準(国土交通省より認可された基準)」の内容に適合する事が必要となります。
(4)その為、管理組合の皆様が把握しにくい『工事の品質』を大規模修繕工事瑕疵保険へ加入する事で確保できます。
(5)さらに、工事後に瑕疵が発見されても、住宅あんしん保証からの保険金をもって、確実に瑕疵を修補する事ができます。
以上のように、大規模修繕工事瑕疵保険へ加入するメリットは、とても大きなものがあります。