2023年6月15日
大規模修繕の3つの方式の内、現在マンションの大規模修繕で多く採用されている方式として設計監理方式があります。
その他の責任施工方式との一番の違いは第三者によるチェックの有無です。一般的に一級建築士事務所が行うコンサルタントによるチェックがありません。
しかし、責任施工会社の第三者チェックの方法の一つに瑕疵担保保険があります。これは施工会社が瑕疵担保保険に加入する必要があります。
もし、施工不良による瑕疵があった場合、施工会社の工事を保険により担保するものです。工事に瑕疵があれば保険で担保されますので保険会社もいい加減な工事は見逃すことができません。
しかも設計監理方式でかかる費用と比べても保険料が格段に安価になります。
マンションの大規模修繕で設計監理方式ありきで進めるのではなく方式の検討から始めてはいかがでしょうか。
特に中小規模のマンションでは設計監理料の軽減による管理組合の負担が減ります。